夏休みの学習リズムを崩さないための3つのコツ
夏休みも後半に入りました。7月のうちは順調だったのに、8月に入ってから起きる時間が少しずつ遅くなり、気づけば午前中がまるごとなくなっていた——毎年この時期、教室でよく耳にするお話です。
生活のリズムが乱れたまま2学期を迎えると、最初の1〜2週間は授業の内容が頭に入りにくくなります。とくに2学期は行事が多く、学習量も一気に増える時期です。だからこそ、残りの期間で「戻す」ことに意味があります。
ここでは、当学院が毎年この時期にお伝えしている3つのコツをご紹介します。どれも今日から始められるものばかりです。
1. 起きる時間だけは固定する
「早く寝なさい」と声をかけても、なかなか眠れないというお子さまは少なくありません。眠気は自分でコントロールしにくいためです。
一方で、起きる時間は意思で決められます。起床時刻をそろえると、夜の眠気は自然と前倒しになっていきます。まずは平日と同じ時刻に起きることだけを目標にしてみてください。
うまくいかないときは
いきなり普段どおりの時刻に戻すのが難しい場合は、3日おきに15分ずつ早めていく方法がおすすめです。1週間あれば十分に戻せます。
起きた直後にカーテンを開けて日光を浴びると、体内時計が切り替わりやすくなります。声かけの一言を「早く起きなさい」から「カーテン開けようか」に変えるだけでも、朝の空気が変わります。
2. 勉強は「午前中の90分」を軸にする
夏休みの学習でつまずきやすいのは、1日の総量を増やそうとしてしまうことです。「今日は3時間やる」と決めた日ほど、取りかかりが遅くなって結局30分で終わってしまう——よくあるパターンです。
おすすめしているのは、時間帯を決めて、そこに必ず座るやり方です。当学院では午前中に90分の学習時間を確保することをおすすめしています。
| 時間帯 | 内容 | 目安 |
|---|---|---|
| 9:00-9:30 | 前日の復習・小テスト | 30分 |
| 9:30-10:15 | 新しい単元の演習 | 45分 |
| 10:15-10:30 | 丸つけ・直し | 15分 |
大切なのは中身よりも「その時間になったら机に向かう」という枠組みのほうです。慣れてくると、始めるまでの心理的なハードルがぐっと下がります。
3. 週に1度、振り返りの時間をつくる
夏休みは学校のテストがないぶん、手応えを感じにくい期間です。そこで週に1度、5分でかまいませんので、次のことを書き出す時間をつくってみてください。
- 今週できるようになったこと
- 今週いちばん時間をかけた単元
- 来週いちばんがんばりたいこと
「できたこと」が目に見える形で残ると、学習の手応えが可視化されて次の1週間の意欲につながります。保護者の方が読んで一言コメントを添えると、さらに効果的です。
残り2週間でできること
ここまでの3つを整理すると、次のようになります。
- 起きる時間をそろえる
- 午前中に90分の学習枠を置く
- 週末に5分の振り返りを入れる
すべてを完璧にやろうとする必要はありません。ひとつでも定着すれば、2学期の入り方は確実に変わります。
学習計画の立て方に迷われている場合は、無料の学習相談でお子さま一人ひとりの状況に合わせたプランをご提案しています。夏休み中はご予約が混み合いますので、お早めにお問い合わせください。


